2001年12月27日
■モーションデザイナーのなぞは深まる
なるほど、と思い立ってでなおしたんですが、マントがおちなくなってしまいました。おそらくマントをサブパッチにしてからレイアウトに読み込んだのでだめだったのかな。
よくかんがえれば昨日の画像をよく見ると、からだとの衝突でマントが変形しているんじゃなくて、マントのFIXが効いているだけです。モーションデザイナーってサブパッチだめだったんでしたっけ。
それでサブパッチを解除してローポリのまま読み込んで計算だけさせようとしてやったのがこれです。
ちゃんとマントは落ちてくれたんですが、つきぬけまくりです。
あ、マントにFIXは施してません。完全に衝突だけをシミュレートしようとしています。
衝突がうまく効いたら、ちゃんと肩にとまるはずです。
でもつきぬけまくってます。
すこしはからみつくんですが、そのうちすっとつきぬけていっちゃう。
マントと皮膚の間の数値(SKIN 何とかというやつ)初期設定では0.01になっているのをやたらあげまくると少しは絡みの度合いがますんですが、結局一緒。
なかなか言うことを効いてくれません。
ターゲットとコリジョンの設定はちゃんとやってるんですが・・・
今日は大掃除でほとんど触れませんでした。
2001年12月28日
■2000HITまで間があるのでroidさん1234HIT記念の絵をじっくりしあげよう
え~、またペインターによる2Djpegカードです。3Dじゃなくてごめんなさい。
ペインターで絵をかくとき、僕は必ず最初にレイヤーを作ります。レイヤーに自分用にカスタマイズした2B鉛筆バリアントでがしがしとかきます。
レイヤーでかいておくと何かと便利なんです。レイヤーの不透明度下げるだけで線が薄くなり、その別レイヤーを作って本がきするときにかきやすいんです。キャンバスに直接描いているとそうはいきません。
また色をつけるときにもこの下にレイヤー作ってぬれます。
だからかならず最初にレイヤーを作ります。線描きが終わったらレイヤーごとすてます。
あ、ペインターの話になってしまいました。
これは別ページですすめていきますね。ペインターのページをご覧ください
2001年12月29日
■モーションデザイナーがいうこときいてくれない・・・
大掃除しながら、ちょこちょことやってます。マニュアルと穴の開くほど見てみると、なんと重要なことが!「skin thickness」は衝突検知の距離を設定するんですが、これが小さければ突き抜けてしまいますよね。それで昨日から躍起になってここをいじってるんですが、なんとTARGET側ではなく、コリジョン側で設定するのだということでした。
大きな勘違いをしていました。今まで一生懸命にターゲット側のマントの値を設定していたのです。「これだ!」と思ってやってみたんですが・・・・。
やっぱりだめ。見事につきぬけてしまいます。
どうしてだかわからないんですよ。
サブパッチかそうでないかはどうやら関係はないんですよね。
もしかしたらマントがボックスになっているからかな。1枚の布のほうがいいかも。
もうこれで2日もつかまっています。
12月30日
■モーションデザイナーはおいといて・・・ラジオシティの探求
MIYABIさんにならった、ラジオシティでレンダリングしてみました。
ドームにいれて発光度を80程度。うすい青。ドーム内のライトは面ライトにしてすこしおさえる。
そうするとこうなりました。
おお!いかにもラジオシティ。
でもスタジオ内に作られたセットみたい。
この魔法使いの人の影もでてないし。面ライトの設定がおかしいんですかね。城の影はうっすらとでてるんですけど・・・
ライトを黄色にしてみました。
上ので影が出なかったから、面ライトをやめて普通のライトにしました。
ドームの内側に貼ったのはフラクタルのプロシージャルテクスチャです。
自己発光度はほんの少し入れています。
光の感じはこれが一番好きですが、でもやはり影が出ませんね。なんでだろう?
まだまだですね。
あと、マントがおちてない・・・(T_T)モーションデザイナーにあんまりこだわっているとすすまないのでとりあえず形状でなんとかしたいと思います。
思うんですけど、LW7では、skytracer2の画像をそのまま球状のドーム内に張ることができるんだそうですね。
それもHDRIのできる形式で。これはとてもいいんじゃないかな。簡単に言えば、この背景にきれいな空が見えるってことでしょ?
今、それをしようとするなら、空の画像をつくってHDRI形式で保存してドームの内側にはり、IMAGEWORLDプラグイをセットしてラジオシティレンダリング・・・とすればすごくいい感じになるのでは・・・。SATOSHIさんのページに詳しいですよね。
・・・で、空の画像をHDRI形式で保存なんてどうずるんでしょ?
SATOSHIさんのところにでていたHDRIの方法でレンダリングしてみました。
ライトの拡散レベル有効と反射光のボタンのチェックをはずしライトの影響を抑えます。
あとは背景の環境プラグイン追加でIMAGEWRLDを選び、用意したHDR画像をセットすればその絵の光のデータを用いてレンダリングしてくれるというものです。
ムコウに光があるからか、魔法使いの人、逆光になっています。
どうしたらいいのかな。
・・で拡散レベル有効と反射光のボタンをチェックし、有効にしてみました。
するとこうなりました。
ひかりはあたったけど、全体的に白く飛んじゃいました。露光過多のような感じです。
かげもない・・・
どこかで設定を間違えてるんでしょうね。
せっかくラジオシティについて、ドームに入れるとか、HDRIを使うとかまんんできているので、これから積極的に使おうと思います。
■MIYABIさんからのメッセージで・・・
掲示板にありがたい書き込みが・・
わたしの設定と大きく違う2点。すなわち
・アンビエントを初期設定の25%にしていては明るすぎること。15パーセントくらいでいいこと。
・入れるドームは5mくらいのちいさいものであること。
なるほど。いちいち納得です。そこでやってみました。
こうなりました。
背景は同じく青のフラクタルノイズ。自己発光度を70くらいにしました。
ライトは面ライトではなくスポットライトにして、影をシャドウマップにしました。
でも影がでませんね・・・。どうしたんだろう・・・。
あ!今気づきました。ドームは超巨大なままでした。
ちょっとやり直してみます。
・・・それから1時間・・・
ペインターでの制作ライブやりながら裏でずっとレンダリングしていました。
こうなりました。
ドームをぎりぎりまで小さくしてみました。すると城がずいぶん明るくなりました。
でも!影はできませんねえ。
もしかしたらこの魔法使いの人はドラキュラ・・・?
まだまだラジオシティの探索の旅は続く。
MIYABIさん、貴重なご示唆、ありがとうございました。
2001年12月31日
■HDRIの探求
SATOSHIさんのページで詳述されているHDRI。これもとてもリアルな画像ができるやり方ですね。
HDR画像をイメージワールドにセットし、ライトの拡散レベル有効と反射のチェックをはずすことだけでとてもすばらしいリアル画像ができます。
わたしのやった方法では逆光になりましたので、ライトをあててしまったんですが、そしたらやはり露出過多で色が飛んでしまいました。
ImageWorldの設定にHEADINGというのがあって、それをまわせばいいのかも。SATOSHIさんの掲示板でいろいろとアドバイスをいただいたので、逆光だからHEADINGを180度回転させればこちらから光が当たるかな、と思ってかえてみました。
そしたらこうなりました。
Headingを調整することで確かに顔や城が明るくなっています。
これが前の画像です。→■
しかし180度回転させたので絵の裏側がでてしまていますね。
もしかしたら自分の使っているHDR画像が逆光用かも・・・
さらなる探求をめざします。
いよいよ今年最後の日になりました。最後の1ヶ月はとてもエキサイティングでした。12月7日にHR立ち上げ以来、毎日更新するというとんでもないモチベーションの持続をすることができました。これも皆様のはげましのお声があったからです。さまざまなアドバイスでずいぶん力がみなぎってきたように思います。
きていただいた皆様に感謝します。
来年はもっとキャラクターを増やし、アニメーションやたくさんの絵をつくって、さまざまなコンテストに応募したいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。